朝鮮岩へのアクセス | 静岡市の大夜景と雄大な富士山のコラボレーション
富士山と夜景の注目スポットである「朝鮮岩」は静岡市駿河区にあります。静岡市の夜景を俯瞰でき、その先には富士山の姿が。富士山と夜景の撮影ポイントとしてもトップレベルの絶景。今回は、朝鮮岩登山口までの車でのアクセス方法を紹介します。
朝鮮岩へのアクセス(行き方)
朝鮮岩への車でのルート案内です。
朝鮮岩登山口までの道路は「すれ違いが大変な、みかん畑の中の農道(山道)」を通ります!途中はほとんど車が1台通れる幅しか無いです。
朝鮮岩登山口までのアクセスは、県道150号の「小坂」交差点からスタートするのががわかりやすいでしょう。
小坂交差点から東名高速道路の下をくぐると三叉路に出ます。
この写真の左側から出てくるので、青い標識のある奥の方へ進みます。(赤い矢印の方向)
「三叉路付近の様子」
奥に見える山が、登山口の方向になります。
これから小高い山をクネクネと車で登っていきます。
「三叉路から山へ」
三叉路からしばらくは平坦な道になっています。
「小坂入沢ポケットパーク入口」
左側にカーブミラーのあるところを右に入ります。
分岐のところの正面には石碑、右側には青い金網(ポケットパーク)が見えます。
小坂入沢ポケットパークが右手に見えます。
道なりに奥に進んでいきます。ここからは道が狭くなりますよ。
「民家の多い場所」
ここから山の入口までは民家が多くなっています。
飛び出しなどもあるので、ゆっくりと走りましょう。
だんだん坂になってきました。
「みかん畑」
民家を抜けるとみかん畑の中を通る道になります。
道幅は車一台が通れる程度。所々に退避スペースがあるので、対向車が来た時は退避スペースを使ってすれ違います。
「みかん畑のカーブ道」
急勾配のカーブになっています。
朝鮮岩に撮影に来るぐらいの人は、既に「吉原の雲海」に行ったことがあるでしょう。朝鮮岩に向かうみかん畑の道は、吉原に行く茶畑の道に雰囲気が似ています。
車で走っていると、懐かしいような気持ちになりました。
「眼下に見える街並み」
標高が上がってくると、下に街並みが見えてきます。
この写真のような雰囲気の道が続きます。
「街並みと海の眺望」
標高がさらに上がってくると、街並みの奥に海が見えてきました。
「進行方向の様子」
進行方向を見てみると、山の途中にガードレールが見えます。
あそこを通って登山口へと向かいます。
「みかんを運ぶレール」
道路の右手に「水田のモノカー」という看板がありました。
みかんを運ぶレールをモノカーと呼んでいるようです。
みかんを運ぶレールは、富士山撮影ポイントで有名な薩埵峠(さったとうげ)にもありました。静岡らしい風景ですね。
左側に小屋が見えます。
朝鮮岩登山口(駐車スペース)
カーブのところの右側に階段が見えます。
ここが朝鮮岩への登山口になります。
ここから少し登山道を登ると、みかんを運ぶレールに並行して歩くようになります。この登山道は朝鮮岩へ登るための最短ルートと言われ、満観峰と朝鮮岩を結ぶ登山道の途中に合流します。
朝鮮岩への登山は下記の記事をご覧ください!
朝鮮岩 登山撮影ガイド | 静岡の夜景と富士山の絶景スポット
「朝鮮岩登山口ゲート」
階段を登るとゲートがあります。
鹿よけの柵になっているので、手でゲートを開けて登山道に入ります。入ったり出たりした後はしっかりとゲートを閉めるようにしましょう。
「谷側の様子」
谷側はガードレールはありません。
背の低い縁石がある程度です。
「駐車スペース」
駐車場はありませんので、山側(階段側)に寄せて車を停めましょう。
ここは車二台分の幅があるので、片側に寄せておけば、車の通行が可能になっています。
サイドミラーは畳んでおきましょう。
「駐車スペースの様子」
この周辺だけ道が膨らんでいて、道路の幅が広くなっています。
登山道入口の先は?
登山道入口からさらに道が続いています。
登山道の階段のところには「朝鮮岩登山道」と記載された案内板はありません。
初めていくと、「本当にここでいいのか?」と不安になります。
さらに上に登るように道路が続いているのです。
少し上に行ってみると、左側に何台か車が置いてありました。
車の置いてある右側にも登山道のような入口がありましたが、こちらはみかん農家の畑への入口のようです。こちらへの駐車は農家さんの迷惑になる可能性があるので、控えたほうが良いでしょう。
朝鮮岩へアクセス・駐車場情報のまとめ
以上、朝鮮岩への車でのアクセス方法と駐車スペースの紹介でした!
朝鮮岩へ訪れた時、写真を初めた頃に「吉原の雲海」を撮影に行ったときの事を思い出し、懐かしくなりました。
吉原は茶畑の中の狭い道を車で登って行きます。事前に調べた情報を頼りに、ここで良いのかな?と不安になりながら撮影ポイントを探したものです。
朝鮮岩へのドライブルートも茶畑とみかん畑の違いはあれど、同じような感じになっており、不安とワクワク感で新鮮な気持ちになりました。
朝鮮岩からの「静岡市の夜景と富士山」の写真は人気が高くなってきています。駐車スペース・撮影ポイントに入れる人数に限りがあるので、土日などは場所取りが大変そうですね。
道路は狭く、急勾配なので出合い頭に衝突しないように注意しましょう。
夜撮影のマナーについてのお願い
地元の方より下記のような問題点のお知らせと写真愛好家のマナーの向上のお願いがメールで届きましたので紹介させて頂きます。地元の方々の間で、夜撮影のマナーが問題になっているそうです。
少しでも綺麗な自然が子供たちに残せる様にとの思いで、メールを送って下さいました。地元を愛されているのが伝わってくる文章でした。
(起こっている事)
・夜中に来る車の騒音
・ゴミの放置
・タバコのポイ捨て
・登り口の柵が閉めらていない
・朝鮮岩の看板が倒されていた
さらには、夜なので寒いからか、直火で火を燃やした跡があったそうです。
朝鮮岩は何年か前に山火事があり、消火するのに大変苦労したそうです。
多くの人は自然を愛し、マナーを守ってくれていますが、少数のマナーのない方の行動で迷惑がかかっているそうです。
写真を撮影できる場所は地元の方々をはじめ、多くの人の協力があって成り立っていると思います。
写真愛好家の皆様には、自然・撮影できる環境を残せるよう、マナーを守っての撮影をお願いできればと思います。よろしくお願い致します。